ぽっこりおなか

運動をしていないわけではない。週に3・4回、10キロ近く走っている。だのに、どうもおなかがぽっこりしている。姿勢をよくして、腹に力を入れていないと、お腹がぽこっとふくらんでしまう。ほかのところはかなりしまっているので、お腹だけ妙に気になる。
”なぜだ!あんなに運動しているのに。なぜかくもお腹がぽっこりするのだ!”

推論1,腹筋が弱い。
以前雪の日にこけて、腰を強打し、それ以来どうにも体を前屈させると腰が痛む。とくに腹筋を鍛えようとすると特に痛む。それゆえ腹筋だけは鍛えてこなかった。そのため腹がぽこっとでる。
推論2,炭水化物のとりすぎ。
ご飯が好きだ。だからおかずもほどほどにひたすら米ばかり食っている。パンもよく食べ、カップラーメンもよく食べる。そのため日常的に過剰に炭水化物を摂取し、その結果お腹がぽっこりとしている。
推論3,胃下垂
胃の位置が下がっている。体感的に。推論1の結果、胃が下がってしまう。そのため内臓全体が押し下がって下腹部がぽっこりとしてしまう。
推論4,おっさんだから。
おっさんは腹が出ているものだ。もう若くないよ、おっさん(藁)

おそらくすべての要因が絡まっているのだろうが、いまのところ炭水化物の過剰摂取がいちばん決定的な要因ではないかと考えている。しばらくはご飯は茶碗一杯だけにして、タンパク質の摂取を心がけてみよう。それでもだめならビリーズブートキャンプ

よくこんなの使ってたな。

データを移行させるため古いパソコンを起動させてみたが、改めてそのすさまじいまでの灼熱轟音を実感した。CPU付近の底面などはちょっとした暖房器具(”あんか”やカイロ)などよりも熱いぐらいだし、排気のファンは大げさじゃなくドライヤー並に轟音をたてて熱風を吹き出している。使っていると部屋の温度はただでさえ暑いのにさらに上昇し、汗もドバドバと吹き出す。とりあえず短時間の作業で最低限必要なファイルなどを移行しただけだけど、その一瞬でさえすでに耐え難い。もう戻れない。さらばCompaq9010よ。

PCを買い換えた。

これまで使っていたPCはCompaq9010というマシンなのだが、暑くなってきたこともありその恐るべきまでの灼熱轟音が耐えがたくなってきた。またキーボードもあちこち破損してぼろぼろになり、処理速度もまともな使用に耐えられなくなってきたこともあるし思い切って買い換えることに決めた。さていざ買い換えようと決めてヨドバシカメラやビックあたりの量販店を久しぶりに回ってみたのだが、やはりべらぼうに高い。中古にしようか、などいろいろ悩んだが結局一番コストパフォーマンスがよさそうなDellの直販で買うことにした。
Dellはさまざまな割引特典やセール特典があって、うまく使わないと損をする。他方で、損を気にしすぎると一生買えなくもなる。だから俺みたいな優柔不断な人間には向いていないのだが、ちょうどタイミングよくCore2Duo構成のInspiron640Mの投売りをやっていたこともあり、珍しくひと息にポチっと送信ボタンを押してみた。
直販系の利用は今回が初めてでよく知らなかったのだが、Dellの直販は受注生産の方式をとっているらしく、注文をうけてから生産し(アメリカで!)、それから日本に輸出され、そこから我が家へ配送するというなんだかめんどくさい仕組みになっている。だから配送されるまでずいぶん時間がかかる。結局注文から配送までちょうど2週間かかったのかな。配送までの過程はインターネットで確認できるのだけれど、なかなかにお得な構成だったため注文が殺到したようで、途中生産調整がかかって配送時期が未定になったりしてずいぶん焼きもきした。やはりこの辺は量販店のお手軽さにはかなわない。

さてどうにかこうにか昨日ようやく配送され、とりあえず一日使ってみた感想。
Core2DuoT5500、HDD80G、メモリ1G、ウィンドウズXPという構成で、80000円以下というびっくりするほどの激安価格で手に入れた製品だけに、やはりいろいろ心配するところもあったが今のところは悪くない。これまで使っていたPCに比べれば段違いに静穏だし、当然処理速度も段違い。またネットではモニタが最悪という評判だったが、さして気になるところはない。キーボードがちょっとちゃちかな、という気がするがこれは使用感の違いの問題だと思うし、しばらく使っていれば慣れるであろう。モバイルユースにはちょっと重たいけれど、悪くないマシンだと思うので長く使えそうだ。

歯医者に行く。

奥歯がじんじんと痛み、あげくには歯がぼろぼろになる夢を見る始末。痛みも結構あるし、そんな夢を見るぐらいだからよほど酷い虫歯なのかも知れんと、もっと悪くなる前に歯医者に行ってきた。
とりあえずなじみの歯医者に電話して、予約を取り付け、早速朝の時間に割り込ませてもらった。
受付して、しばらく待つと中に呼ばれ、診察台に座って待ってるとなじみの若先生がやってくる。
カルテを見ながら”どうしました?”と聞くので、
”右の奥歯のあたりが痛むみたい。たぶん虫歯ではないかと思うんだけど。”と答え、どれどれと口を開けて、しらべてもらう。

”右の奥歯?”
”だと思う”
”ん〜、今見たところ虫歯はないみたいだねぇ”
”へ?”
”以前処置したところも大丈夫みたいだし、虫歯ではないね。”
じゃあ何だ?勘違いか?と思っていたら、若先生は唐突に凄いことを言った。

”ねぇ、歯がぐしゃっと崩れてぼろぼろになる夢を見なかった?”

これにはびっくりした。というかギョッとした。そして思わず先生を見返してしまった。
”何で分かるんですか?まさにその通りで。歯がぐしゃっとなって。”
相当びっくりした表情をしていたのか、若先生は、そんな怖がらなくてもいいよ、別に超能力じゃないから、と笑っていって理由を説明してくれた。

”歯のすり減り具合を見ると、君の痛みの原因はかみ合わせの問題だと思うんだ。夜寝ているときとか無意識に凄く歯をぎりぎりとかみしめてしまって、それで圧迫されて痛みが出てしまう。そういうときは歯がぼろぼろになる夢を見るときがあるんだ。僕も見たことがあるよ。”

そんなことも分かるんだ。これはちょっと感動する。すげぇ。我が夢の啓示、我が宗教的経験はあっさり身体的・生理的要因に還元されてしまったではないか。医学的唯物論もやるではないか。

などと感動している内にちゃちゃっとかみ合わせの修正は終わり、また痛くなったらおいでね、はーいありがとうございました、と治療代を払って家に帰った。

麻婆豆腐が食べられないことに気がついた。

今日の昼、麻婆豆腐(麻婆丼)を食べたら気分が悪くなった。胃が痙攣して強烈な嘔吐感がこみ上げてきたので、たまらずトイレに駆け込んでげろげろ吐いた。考えてみれば麻婆豆腐を食べて吐くのは、これで三回目だから偶然ではない。どうやら体質的に食えなくなってしまったらしい。
麻婆豆腐は安く簡単に作れてまぁまぁ食える料理だ。だから一人暮らしをはじめた頃からなんども作っているはずだし、中華料理屋で麻婆丼を食ったことも何度もある。なのに突然こんなことになった。初めて吐いたのは自分で作ったときで、二度目は定食屋で食べたとき。二度そんなことがあって、これはおかしいと気がついてしばらく麻婆には近づかずにいたのだけれど、たまたま一度あることが二度会っただけに過ぎない可能性もあるかと思うわけで、豆腐が余っていることだし、とふと気がゆるんで作ってしまった。
すると案の定吐いた。猛烈に吐いた。
異常に気づいたのは、半分ぐらい食べたところだった。胸のあたりが内側から熱い。なんか変だなぁとと思っている内に明確な嘔吐感に変わる。
”そういえば以前にもあったはずで・・またやってしまったか、いや我慢できるはず、我慢するぞ”などと思っている内にどんどん嘔吐感が激しくなる。
「顔青いけど大丈夫?」といわれて、
「大丈夫じゃない。」と答えたら、もう耐えられない。トイレに走って今食べたものを全部はき出す。

麻婆豆腐が食べられない理由は推測がつく。たぶんあの温度が問題なのだ。熱々の豆腐、熱いご飯、それをあまりかまずにがんがんかっ込んで喰うために、熱アツのままで直接胃の中に流し込まれる。それで胃がびっくりする。さらに唐辛子と山椒の刺激と匂いも加えよう。
これらの要素が相まって、拒絶反応を起こしてしまうのでは無かろうか?

今の直接の原因は推測できるけど、でも何で急にそれらの要素を受け入れなくなったのかは分からないまま。そういえばこれってベルクソンっぽい経験だよね。現在は生成しつつあるのだ!

異質な思考経験?

ベルクソンの代表的な著書をいくつか手にとってめくってみたけど、さっぱり分からん。何じゃこりゃ。この手のものの理解力は結構ある方だと思っていたが、まるでとっかかりが見つからん。なにかいままで使ったことのない頭の部分を使った感じで妙に疲れた。二、三の解説書読んでもいまいちありがたみが分からないし、やはりドゥルーズっつうのを読んでみないと分からんか。彼?がベルクソニアン(?)の親玉みたいだし。ドゥルーズはいろんなところで目にするんだけど、現代思想のたぐいに一切興味がなかったのでまるで読む気にならなかったのだが、ちょうどいい、これを機会に読んでみよう。