政治公約としての靖国参拝は、政治的問題ではなく心の問題であるとはどういうことだろう?

小泉さんが靖国に参拝するのは公約であり政治的な行為である。
他方で、宗教施設としての靖国神社に参拝するのはそれぞれの宗教的信念にもとづく行為であり、心の内面の問題であって政治的な干渉を受ける問題ではない。
したがって靖国参拝は政治公約という意味では政治的であり、政治的なアジェンダとして扱われることは避けられないのだが、それぞれの個人の内面の問題であるのでそれがどれほど政治問題化しようとも男小泉としては一切受け付ける筋合いはない。

こういうことか?なんか一見論理が通っているようなのだがなんか変な気もする。
おそらくその違和感は、小泉さんが自ら靖国を政治問題化しておきながら、その政治的次元での影響から目を背けていると言うことにあるのだろう。
心情倫理の人小泉さんは、自らの心情の純粋さによっていかねる政治的帰結からも免罪されると信じているようだ。

”なら政治家になるなよ!”