2005-01-01から1年間の記事一覧

ジブリの新作がル・グウィンの「ゲド戦記」に決まったそうだ。監督は宮崎駿の息子がやるらしい。 ジブリがゲドをどう描くのか、ル・グウィン信者としては期待と不安が入り交じる。 でもどちらかというと不安の方が大きい。息子の監督だけど駿の影響力は無視…

今月発売の雑誌「世界」で、日本の著名な”社会民主主義者”の政治学者、Y口教授とS川教授のふたりが書いている。読んでみた感想。 Y口先生にとっての左翼の範疇に絶対に共産党が入ってこないのが相変わらずだなぁと思う。前からそうだけど、左派左派って言…

雉も鳴かずば撃たれまい

昨日の夜「マンガ日本昔話」の再放送をみてたら、あの悲しくも恐ろしい傑作、「雉も鳴かずば」をやっていた。病気の娘に食わせるために、たった一袋のコメと小豆を盗んだため、川の叛乱を収める人柱に選ばれた父親。じぶんが小豆まんまが食いたいといったば…

小泉さん、改造内閣発足で再びテレビジャック。 ワイドショーはバカの一つ覚えみたいに「麻垣康三」を連呼。こういう政治屋ジャーゴンを覚えてうれしいのは分かるけど、なんかあんなに連呼されると痛い。 さらに改造内閣で福田が総裁レースからはずれて、竹…

What's Wrong With a Free Lunch?, Philippe Van Parijs, Joshua Cohen, Joel Rogers,ed.

「突撃」に突撃したついでに論者だけみて注文。まだ届いていないのだけど、CohenとRogersがParijsと一緒に編集しているからには、民主主義論とベーシック・インカム論についてもふれられてることを期待。

Cass R. Sunstein, "Interest Groups in American Public Law" [Stanford Law Review , Vol.38, November 1985]

利益集団論にたいする”共和主義”からの代表的議論。以前斜め読んだ気がするんだけど全く覚えてないのでもう一度メモをとりながら読む。

朝ドラ、「風のハルカ」が好き。朝、バイトから帰ってきて、シャワーを浴び、ビールを飲んで一息つきながらのお楽しみ。主人公の村川絵梨がかわいいし(あほだけど)、それに真矢ミキの母ちゃんが綺麗でエロい(ハァハァ)。ハムの人といった職場の同僚もキ…

昨日は自民党の憲法改正草案に「自衛軍」明記のニュース、今日は日米安保の再編のニュースが赤旗の一面記事だった。今朝赤旗の集金に来たおばさんと「やばいねぇ」「さすがに焦るねぇ」「9条の会を広げるよう頑張りましょう」というお話をした。 丸山真男じ…

「ワンダと巨像」を買うか「突撃ファミコンウォーズ」を買うかで迷う。 「ワンダと巨像」はどうせベスト版がでるだろうしクリア時間も短いそうだから中古が出回ってすぐに値下がりするだろうけど、「突撃」はGCだからベスト版はないし、たぶんいつまで待っ…

バイト先の同僚がPSPで休憩時間遊んでた。 オオッ、PSP持ってる人を初めてみた。 ちょっと見せてもらったのだが、たしかに液晶画面はもの凄く綺麗でこれは予想以上だった。さすが久多良木の芸術作品w。 しかしそこはソフトの売れないPSP。 その人…

Jack L. Walker, Jr. のMobilizaing Interest Groups in Americaをようやく手に入れる。 表紙をめくるとウォーカーさんの写真がいきなり載っている。なんで写真が載っているんだろうといぶかしく思ってたら、Forewordで理由が分かった。ウォーカーさんはこの…

なんにもしてない今日この頃。このまま年くってしまうのかと思うと・・。 そういや先週末は政治学会が、今週末は社会政策学会をやってるんじゃなかったっけ。どこでやってるんだったかな。 まぁ俺自身は社会問題やってんだけどね。学会じゃあ俺みたいな人を…

酒屋キャット

うちの近所の酒屋にビールを買いに行ったら、そこの飼い猫がげろを吐いた。店に入ろうとしたら店先でいきなりげろっと戻したのでびっくりした。げろの内容物を見るとさきいかだった。どうやら店の賞味期限の切れたさきいかを大量に食ったみたいだ。猫どもは…

俺版「働き過ぎの時代」・・再び

とりあえず、だるい。マジだるい。勉強する気なんて毛ほどもしない。 やっぱ深夜コンビニなんかやるんじゃなかった。以前さんざんな目にあって懲りたはずだったのに・・。 しかもここ五日間連続出勤中だよ(´・ω・`) まぁそれでも今働いてるコンビニを経営し…

完全なランダムは可能か? http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050928301.htmlこの記事が面白い。言われてみれば、シャッフル再生しているのに「まえにもあったぞ、この曲順」、てかんじのときがあるもの。ちなみに俺が愛用しているのはWina…

任天堂のRevolution(仮w)のコントローラーが東京ゲームショウで発表されたが、それにしてもその体験記事が皆海外からっていうのはどういうこと? 「東京」で開かれている体験会なのに、有力な情報をチェックするためにはIGNやGamespotといった海外のサイ…

G.A.アーモンド「現代政治学と歴史意識」勁草書房

「アーモンドなんて関係ないじゃん」と思ってたけど、なんとなく読んでみたら意外と面白かった。ていうか感動した。 いずれの論文も質が高い。「比較政治の機能主義アプローチ」に代表される構造−機能主義、政治システム論からの政治分析を論じた諸論文も面…

「日本共産党への『弔辞』」by筆坂さん@週刊新潮の感想

まぁなんだ、筆坂さんもいろいろ大変だったんだろうな。いろいろたまってるものはあるだろうけど、だいぶ自制して書いてるのはえらい。タイトルが凄いので、もっとすさまじい怨念に満ちた告発文なのかと思ったが。 党内部に巣くう官僚主義の問題ってのはある…

森岡孝二「働き過ぎの時代」岩波新書

「お客様は神様である」という格言は、経営者にとっての客のニーズにたいする応答性の重要性を示した経営哲学の言葉としてみることができるが、同時にその言葉はもっとも優れた労働管理のイデオロギーのひとつでもある。 「わたしが命令しているのではなく、…

最近の注目ニュース

・東京都のオリンピック立候補 石原慎太郎の自己顕示欲と、北京への対抗意識のすさまじさはなんだろう。それにオリンピックをてこに神宮周辺の大規模再開発だってさ。スゲェな。未だに土建五輪の発想とは。これでまた財政破綻を招いて、より一層の福祉の切り…

前原かよ!?

この時期に前原を選ぶあたりに民主党という政党のたちの悪さが感じられる。わざわざ自民大勝後のこのあぶない時期にタカ派の前原を選ばんでもよかろうに。近い将来自民党と一緒に改憲を競い合う様が目に見えるようだ。 菅にたいしてわずか2票差の勝利という…

最近の注目ニュース

・労働契約法制 厚生労働省の「今後の労働契約法制のあり方に関する研究会」の最終報告書が出た。まだ内容をチェックしていないのだけれど、赤旗に拠れば、「研究会の提言する新しい労働契約法制は、強制力を持たず、具体的な運用の多くを法的拘束力のない指…

自民党の「地滑り的」圧勝について

昨日の衆院選での自民党の圧勝にそれほど驚きはない。むしろ意外と納得のいくものだった。自民・民主現状維持という地味な結果にならなくてすっきりした感さえある。 中身はともあれこれだけ改革への期待の強さが政治的な結果として表現されたというのはそん…

村上春樹著「海辺のカフカ」新潮文庫

とりあえず「海辺のカフカ」を読み終わってので感想を書いてみた。 前の日記に書いてある「甘えすぎ」、っていうのはちょっと違うなと思った。 「甘やかしすぎ」、が正解。ハンサムで背が高くてちょっとマッチョで、本をたくさん読んでて聡明で、一風変わっ…

風邪引いた。 髪切ったせいもあろうし、最近の不安定な天気のせいでもあろうし。それとも疲れがたまっているのかな? ああ、マジ最悪だ。 昨日は朝から夕方にかけてはずっとテンション高かったのに、家に帰ったら鼻水でぐしょぐしょになって、夜更けにはふら…

昨晩のランニングは凄かった。 二日ほど走るのを休んだおかげだろうか、自分でも驚くほどに体が軽い。 速い、速い。凄い、凄い。 途中俺の速さに釣られたのか、野良犬とヤンキーが追いかけてきたが、二匹とも俺のあまりの速さについてこれない。 あっという…

我らが(藁藁)朝日新聞を筆頭に、新聞は純ちゃんと一緒に「郵政民営化は改革の第一歩ォッーーー、これをやらなきゃわが国は乗り遅れるぅ〜〜〜っ」と叫んでいるのだが、同じ紙系メディアでも週刊誌は意外と冷静だったりする。週刊現代や週間ポストなんかは…

昨日30日付の赤旗の文芸時評が面白い。今月の文芸時評は岩淵剛さんという人が書いていて、その内容は赤旗らしく、戦争をどのように伝えるか、現代に対して文学はどう向き合うべきかを問う生真面目なもの。 だがそこで、なぜか「いちご100%」が激賞され…

小熊英二を意識してかしないでか(藁)、って感じな長髪くんだったのだが、さすがにこの髪ではバイトが出来ないので切ることにした。 ”貴乃花カットにしてください”というのもさすがに時機を逸してしまったので、おとなしく普通に短くしてもらった。

昨日の夜はちょっと酒に酔っていたせいか、久しぶりにプロ野球何ぞを見てしまった。しかも犯珍とジャイの糞試合なんぞを。 ストレートが140キロでない上原の衰えっぷりを哀れにおもい、犯珍の三番四番がカープの元四番であることに怒りを感じ(しかもそれ…