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・東京都のオリンピック立候補
石原慎太郎の自己顕示欲と、北京への対抗意識のすさまじさはなんだろう。それにオリンピックをてこに神宮周辺の大規模再開発だってさ。スゲェな。未だに土建五輪の発想とは。これでまた財政破綻を招いて、より一層の福祉の切り捨てに走るんだろ。ともかく自分の跡を残したくてたまらんのだろうなあいつは。盛りのついた雄猫みたいなもんだな。

衆院憲法特別委員会設置
憲法「改正」のために国民投票法案を審議するための憲法特別委員会の設置があっさり自公民などの賛成多数で国会で議決。社共は反対。早速キター(AAなし)

民主党北海道とか地盤のしっかりした旧社会系はいい加減民主党から離党すべきだよ。離党して社民党とくっついて新党を作ればいいのに。横路は衆院副議長なんて名誉職に収まってに喜んでる場合じゃないよ。逢坂もニセコ町長を辞めてまで改憲派に与するとは何事だ。
ところで今日の赤旗の国際面には「ドイツ総選挙の波紋」という記事が載っているが、そこからは共産党の社民との共闘および選挙協力の意思が見て取れる。
その記事はラフォンテーヌら元社民党員を中心として結成された新党「労働と社会的公正のための選挙代案」(WASG)と元PDSの左翼党が統一選挙名簿を作って選挙を戦い、成果を得たことを紹介しているものだが、特に記事の最後に紹介されているこの結果が新自由主義に抗する左翼の戦略にとって持つ意義を語った左翼党のビスキー議長の選挙勝利演説が興味深い。
「(左翼党とWASGの)二つの党が一緒に選挙に出るのには勇気が必要だった。しかし問題を乗り越え、ドイツの左翼は一緒に一つの目的を実現した。欧州の左翼も力を合わせれば目的を実現できる。」
こういう記事からも党としてもやっぱりどうにかせんといけんという気はあるんだろうな、やっぱり。五十嵐先生の云うように、相手にもリスクを求めるのだからこっちとしても党名を変えるぐらいのリスクを冒すことが必要になるのかね。

昨日の赤旗大塚英志のコラムは「政治を語る言葉を豊かにしていく責任を共産党としても考えろ」といっていたがこれも選挙協力と並んで重要な課題だろうな。党が統一した政策を持つのはいいんだけれど、それを語るときどうしても単に党の政策をそのまま繰り返しているようにしか聞こえないという問題は確かにある。大塚の云うように、政治を語る言葉の背景にある語り手の存在を感じさせる語りはどうしたら出来るんだろう。別に党だけの問題じゃなくて、自分自身にとっての問題としても。