グインサーガの最新巻をはるか17を買いに行ったついでに立ち読む。最近では20分ほどの立ち読みで読み通せてしまう程に一冊あたりの内容が薄くなってしまったのは悲しい。それでも話の展開に関して言えば、ナリスの聖人化の過程で行き詰まってしまった部分をグインを無理矢理記憶喪失にすることでリセットしたので多少希望の見えるものになってきた気がする。移り気な温帯のことなのでいまいち信じることが出来ないのだが、イシュトヴァーンも前の巻で正気に戻ったみたいだし、104巻に期待。
でもなんかこのまま続きを書くよりは、ナリスが聖人化する前、イシュトヴァーンとナリスのマルガ会談あたりにもどって書き直した方が名作になるような気がしないでもない。
俺としてはナリスがイシュトヴァーンと結託して修羅の道を歩み、グインはスカールと組んでそれを阻止するっていう展開がいいな。ヤンダルゾックはそもそもいらないと思うんだけど、そこまで戻すのも何だから、とりあえずレムスに憑依して操ろうとするがグインとスカールが阻止。正気に戻ったレムスは本来の力(初期の頃の)に目覚め、ともにナリスたちと戦うっていうのがいいな。リンダとグインが敵同士になるって言うのも最後に向けてドラマチックになると思うんだけど。